1. 今回の依頼
株式会社アット・イーズには、社会の小さな困りごとから生まれた複数の事業構想があります。代表の木村が得意とするのは、課題を見つけ、サービスの形を考えることです。
一方で、構想を「顧客が申し込める」「料金を受け取れる」「スタッフが同じ品質で運営できる」ところまで進めるには、数多くの決定と資料、検証が必要です。今回の依頼は、この事業化工程を支える役割を設計することでした。
2. 前回までの状況
今回は連載の第1話です。複数のアイデアはありましたが、それらを毎回同じ品質で事業化するための役割と受け渡しが、まだ共通の型になっていませんでした。
3. Akioの判断
Akioは、構想と実運用の間にある未決定事項を管理します。提供範囲、料金と採算、収益化工程、担当者、依存関係、完了条件を整理し、推測で決めてはいけない事項を人間へ戻します。
誰が・いつ・何を・どこまで行えば完了か。
4. Aikoの判断
Aikoは、決まった商品仕様を顧客とスタッフの視点で読み直します。安心して申し込める説明、問い合わせ対応、帳票、手順書、教育資料、ロールプレイへ変換し、不安が残る箇所を見つけます。
5. AOKIの判断
AOKIは、事業の価値と情報の優先順位が一目で伝わるように整えます。装飾の前に、見出し、導線、余白、色、資料間の一貫性、アクセシビリティを監修します。
6. 人間が判断したこと
AI社員は人間の代替ではありません。発案、価値判断、優先順位、料金や重要ルール、契約、支払い、顧客対応、法務、安全、補償、外部公開の最終承認は人間が担います。
人間は3名を広告用のキャラクターではなく、社内の役割を可視化するAI社員として扱う方針を決めました。
7. 今回完成したもの
- Akio・Aiko・AOKIの役割と使命
- 3名の受け渡しと相互レビューの考え方
- AIが支援する範囲と、人間が責任を持つ範囲
8. まだ決まっていないこと
最初にどの事業を題材として、3名の協業を実運用で検証するかは、この時点では決まっていませんでした。
9. 次に行うこと
最初の共同案件をひとつに絞り、期間・担当・完了条件を決めます。
10. 関連サービス
この役割設計を、企業向けAI活用研修の販売準備で実際に使います。